小笠原竜哉 アクションディレクターを目指しています!


【プロフィール】
名前 小笠原竜哉(おがさわらたつや)
所属 アクション部(東京)
所属期数 42期
誕生日 2月28日
出身地 広島県
趣味・特技 子供の世話


【主な出演作】
◆舞台◆
2014~2019年:サンシャイン劇場他『ミュージカル「忍たま乱太郎」第4~10弾』ドクタケ忍者役
2019年:俳優座劇場『かくりよの宿飯 折尾屋編』アクション・スタントコーディネーター/アンサンブル
2019年:シアターGロッソ他『メサイア-黎明乃刻-』アンサンブル
2019年:サンシャイン劇場他『メサイアトワイライト~黄昏の荒野~』アンサンブル
2019年:なかのZERO大ホール他『桃源郷ラビリンス』アンサンブル
2018年:シアターGロッソ他『メサイア~月詠乃刻~』アンサンブル
2018年:紀伊國屋サザンシアター他『遥かなる時空の中で3』アンサンブル
2017年:全労済スペース・ゼロ『犬夜叉』アンサンブル
2017年:全労済スペース・ゼロ『下天の華』アンサンブル
2012年:全労済スペース・ゼロ『真田十勇士~カッコ良くなきゃ死ぬだけさ~』アンサンブル

◆イベント◆
2015年:愛知県『愛知県岡崎市家康公 桜祭り』忍者役
◆コンサート◆
2015年:エコパスタジアム『ももいろクローバーZ 桃神祭 2015』アクションクルー

◆PV◆
2020年:『スカイピース「悪いが中二病が世界を救う」』オタク青年役/殺陣


【インタビュー内容】

—–ミュージカル『忍たま乱太郎』第11弾~忍たま 恐怖のきもだめし~に、ドクタケ忍者隊としてご出演予定の、小笠原竜哉さんのインタビューです。
まずは自己紹介を兼ねて、子供の頃のお話から聞かせてください。

 

 

小笠原:子供の頃は、幼稚園から小学5年生までエレクトーンを習っていました。
あまり、自己主張はしない子供でした。基本、おとなしい性格だったようですが、時々はクラスメートと喧嘩することもあったようです。
小学生の頃から、ジャッキーチェンの映画に影響を受けて、子供ながらに高い所から飛び降りたり、側溝を飛び越えたり、アクションをまねて遊んでいました。
地域のソフトボールクラブに入って、上級生に可愛がられながら低学年でしたけど、レギュラーとして試合に出ていました。
ある時、ピッチャーをやらせてもらった時に、ピッチャーライナーが飛んできましたが、グローブではなくて反射的に素手でボールをキャッチしたのを覚えていますね。

高学年になると、同じクラスの友達がバレー部に入っているのが羨ましくて、僕もバレー部に入りました。
当時、お笑い番組が好きでしたね。番組では「めちゃ×2イケてるッ!(フジテレビ)」、ナインティナインさんが流行っていた時代です。
今一番共演したいのも、ナインティナインさんとか、内村さんとか、さまぁ~ずさんです。
アクションのあるコントを、一緒にやってみたいですね。お声がかかれば、すぐに駆け付けます!(笑)
岡村さんが、NHK 大河ドラマ『麒麟がくる』で菊丸役の忍者をやっていらっしゃるので、忍者役などでの共演にも夢が膨らみます!

中学時代は、運動会の応援合戦で、バク転や立ち回りっぽい事をやりまして、その時の振り付けは自分でやりました。
思い起こすと、これが人生初めてのアクション経験だったと思います。
部活はソフトテニスをやっていたのですが、1年生の時からレギュラーとして試合に出場していましたが、当時はあきっぽい性格だったらしくて、長く続かなかったです。ちょっと後悔してます。
練習をさぼって、コートのネットを飛び越えて前転したり、そんなアクションぽい事をして遊んでましたね。

 

 

—–将来、俳優を目指そうと思ったきっかけや、JAEに入ろうと思った動機など、教えて下さい。

 

小笠原:高校生になってアルバイトを始めようと思い、どうせなら子供たちと接するような仕事がしたいと考えてバイトを探していると、着ぐるみをかぶって子供たちに風船配りをする仕事があったので、申し込みました。
バイトの面接に行くと、担当の方から「風船配りの他に、ヒーローショーのバイトもあるよ?やってみる?」と紹介されて、そちらの方に興味が湧いてきたので、その週のヒーローショー練習から参加したら、面白くてはまっちゃいました!(笑)
高校三年間は、ヒーローショーのバイトにがっつりハマってしまい、ヒーローショーやっていた記憶以外、ほとんど他の思い出が無いくらいですね。
そのくらい、熱中しちゃいました。

目覚めちゃいましたねー!子供達を喜ばせる事ができて、接する事が出来て、理想のバイトでした!
この頃から、なんとなく将来はこんな仕事(子供たちを楽しませるような)がしたいなーと思い始めて、JAEのホームページを度々閲覧していました。
養成所があるのも知っていました。
高校を卒業したらJAEの養成所行こうか?ヒーローショーのバイトも楽しいし、このまま続けようか?
どうしようか悩んで、結局、高校卒業後もヒーローショーのバイトやケーキ職人のバイトをして24歳まで過ごしていました。

その後、年齢的にも25歳までに定職を持たないと、チャレンジしないといけないなと覚悟を決めて、かねてから受験を考えていたJAEに願書を送りました。

 

 

—–受験から養成所時代で、なにかエピソードがありましたら教えて下さい。これから俳優や、JAEの養成部を目指そうと考えている方々に参考となるようなお話はありますか?

 

小笠原:オーディション日の2カ月前くらいから、近所の河川敷をランニングして、「体力をつけなきゃ!」と準備を始めました。
当時はとにかく、基礎体力をつけなきゃいけないと、思っていました。
受験当時は、今より10キロ太っていたので、食事制限と運動で8キロ痩せましたね。

受験の当日、初めて出会った岩本コーチの圧倒的な威圧感にビビりました。
ここ(JAE)を自分は目指そうとしているのか?やっていけるのか?と、自問自答しながら怖くなった記憶があります。
養成所の稽古は、めっちゃしんどいし、明日稽古に行きたくない(筋肉痛だし、高い所苦手だし)と思う事も多かったのですが、辞めるという選択肢が自分には無かったので、続けられました。
これから養成所への入所や、JAEのメンバーになってアクション俳優を目指したいと考えている人には、ぜひ参考にしてほしいです。
本気でやる気さえあれば、苦しい稽古も乗り越えられます!

挨拶と返事は、精一杯元気にハキハキとすることを心掛けてください!この世界の基本です!
週に1度、特別練習というのがありました。時代殺陣に特化した稽古時間でした。
その開始時に、素振りを数百回やって、斬り方の素振りをやって、開始30分ほどでへとへとになり、そこから時代殺陣の稽古に入ります。
僕はバイトでヒーローショーをやっていた経験が良いように影響したのか、殺陣の段取りを早く覚える事が出来たので、「お前、覚えるのが早いな。」と養成所の鬼コーチに褒められたことが、とても嬉しかったですね。

 

—–小笠原さんの初仕事から、現在のお仕事の様子を教えて下さい。

 

小笠原:僕の初仕事は、養成所の卒業間近で入った、特撮ヒーロー作品の撮影現場でした。先輩のスーツの着付けや面着けの補助です。今でも覚えていますが、緊張しすぎて手が震え、うまく着付けの補助が出来なかった記憶があります。一度、着付けに必要な部品も無くしたことがあって、あたふたしていました。

 

 

ここ最近は、舞台のお仕事が多いですね。
出演者側から、先輩のアクションディレクターの補佐や、自らアクションを付ける側のお仕事も徐々に増えてきました。
僕自身、演じる側からアクションの演技指導をする側に強い興味が湧いてきたので、近い将来はアクションディレクターという立場で、作品に関わっていきたいと考えています。

 

 

—–ミュージカル『忍たま乱太郎』シリーズの最新作にご出演される予定ですが、差し支えない範囲で作品の見どころを教えて下さい。

 

小笠原:ミュージカル『忍たま乱太郎』第11弾~忍たま 恐怖のきもだめし~では、「ドクタケ忍者隊 弐役」として出演します。
忍たまって、2.5次元の舞台にカテゴリーされますが、原作を知っている人も楽しめますし、アニメでファンになった人も楽しめますし、大人から子供まで、幅広い年齢層に楽しんでいただける舞台だと思います。
観た人を明るくすることができるパワーを持った舞台です。いま、さまざまな困難がある時代ですが、暗くなりがちな今こそ、ぜひ多くの人に見いただいてハッピーになってほしいと思います。
ドクタケ忍者隊ファンの皆さんへ!
今回は、あっと驚く?驚かない?展開がありますので、ぜひ僕の弐役に注目していてくださいね!

ミュージカル『忍たま乱太郎』シリーズには、第三弾から、セーフティで参加させていただいたのがはじまりです。
第四弾からは、ドクタケ忍者隊のメンバーとして参加させていただくようになりました。
この8年間は、ドクタケ忍者隊を続けさせていただいていて、お芝居、コント、ダンス、アクション、歌を学ばせていただいて、その経験が自分に大きく影響していて、自分がJAEメンバーになってからの全ての中心が忍たまの現場にあると思っています。
ここで学んだ事が、すべての現場に役立っています。

 

—–今後の目標や、抱負についてお聞かせください。

 

小笠原:将来の目標として、まずは自分がメインのアクションディレクターとして参加できる舞台を、年間3作以上出来るようになりたいです。
目標とする先輩が、アクションディレクターとして年間10作品を超えるお仕事をしていらっしゃるので、1日も早く、同じようにお仕事を依頼されるような立場に成長して、周りのスタッフさんや業界関係者、お客様に認められるようになりたいです。
これからも応援していただけるように頑張ります!

 


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