白崎誠也 同世代の活躍が自分に俳優の道を示してくれました!


【プロフィール】
名前 白崎誠也(しらさきせいや)
所属 アクション部(東京)
所属期数 39期
誕生日 8月11日
出身地 熊本県
趣味・特技 パントマイム、タップダンス、ソフトテニス


【主な出演作】
◆舞台◆
2020年:ヒューリックホール東京他『天才てれびくんthe STAGE~てれび戦士 REBORN~』アンサンブル
2019年:京都劇場他『うたの☆プリンスさまっ♪Pirates of the frontier』アンサンブル
2019年:天王洲銀河劇場他『MUSICAL 憂国のモリアーティ MORIATY THE PATRIOT』アンサンブル
2019年:品川プリンスホテルクラブex『紅葉鬼』アンサンブル
2018年:天王洲銀河劇場他『うたの☆プリンスさまっ♪JOKER TRAP』アンサンブル
2018年:博多座他『日本テレビ開局六十五周年記念舞台 魔界転生』アンサンブル
2017年:帝国劇場『Endless SHOCK (主演:堂本光一・作・構成・演出:ジャニー喜多川:)』アンサンブル
2016年:海外上海(アジア)『ライブ・スペクタル「NARUTO」』三代目火影役
2014年:EXシアター六本木『戦国BASARA3 ~咎狂わし絆~』三好三人衆 三男役
2013年:神奈川県民ホール/シアター1010『早乙女太一~ALL JAPAN TOUR2013~』アクションクルー

◆映画◆
2015年:松竹『天空の蜂』アクションクルー
2011年:松竹『さや侍(監督:松本人志)』捕り方役

◆TV◆
2019年:EX『Re:フォロワー』暴漢役
2018年:TX『新春ドラマ特別企画「三匹のおっさん スペシャル」』竹野役
2016年:TBS『神の舌を持つ男』吹替え
2015年:TBS『ヤメゴク 9話』水千組組員
2014年:EX『遺留捜査SP2』刑事役
2014年:NHK『紅白歌合戦』忍者
2013年:NHK『プレミアムドラマ「かすていら」』チンピラ役

◆コンサート◆
2015年:エコパスタジアム『ももいろクローバーZ 桃神祭2015』アクションクルー


【インタビュー内容】

—–ミュージカル「忍たま乱太郎」第11弾~忍たま 恐怖のきもだめし~にドクタケ忍者隊の「ドクタケ忍者隊 伍」役として出演されている、白崎誠也さんのインタビューです。
まずは、幼少期から養成部入所前までを振り返って、自己紹介をお願いします。

白崎:

小さい頃から運動では負けず嫌いで、学校のスポーツテストなどでは、学年で1番を取りたくて必死でした。
習い事では水泳と、部活動ではミニバスケットボールをやっていました。

スポーツ以外の時間では、テレビ番組を観ることが多かったです。
NHKの「天才てれびくん」(1993年〜)などの子ども番組は特に楽しく観ていました。
その頃から芸能の仕事に興味があったんだと思います。
でも、熊本の自然豊かな田舎に住んでいて、性格も人前に立つような事は無く内気だった為、当時は「芸能の仕事は雲の上の世界だな」とあきらめていたのを覚えています。

中学生からは、それまでやっていた水泳もバスケも辞めて、ソフトテニス部に入部し、土日も休みなく練習に打ち込んでいました。
学校には、勉強では無く部活をやりに行っていた記憶しかありません(笑)

そんな中、文化祭の時に三年生の生徒の一部は、劇をやることが毎年恒例となっていました。
学校には演劇部が無かったので、国語の先生の指導のもと制作が行われていました。
そこで人前に立つ事に挑戦したいと思い、僕も三年生の時にそれまで何の経験も無かったのですが、率先して劇に取り組みました。
今思うと、雲の上の世界を目指してあがいていたんだと思います

 

—–あきらめていた芸能人になる夢を、いつごろからリアルな目標として目指すようになってのでしょうか?

白崎:高校は、家業を継ぐ前提で工業高校に入学しました。
でも高校生活を送る中で、自分と同世代の人たちがTVや映画で活躍している姿を観て、芸能の世界に挑戦したいという気持ちがどんどん強くなりました。
三年生になってその気持ちがピークに達し、四月の進路希望では、今まで記入していた「家業を継ぐ」から「俳優」に変更した為、すぐに担任の先生から呼び出されました。
その時言われた言葉は今でも忘れられません

「白崎・・・・マジか?!」です。

僕が本気である事はすぐに伝わったようですが、とても驚かれました。
そしてその日のうちに先生が資料(劇団、芸能事務所)を探してくださり、多くの選択枠がある事を知りました。
高校卒業後は、その中から芸能の専門学校の俳優コースに進学しました。
もし担任の先生が違っていたら、芸能界を目指す事はなかったかもしれません。

 

—–専門学校での様子について教えて下さい。

 

白崎:専門学校に通うようになって、はじめて自分の好きな演劇に関して話せる仲間ができたことが嬉しかったですし、自分の知らない事を知る機会にも恵まれ、どんどん知識を吸収していきました。
学校に通う中で、同じ世界を目指す仲間と横のつながりが広がった事で、今まで知らなかった素敵な作品を知ることができました。

特にその中でも、ラーメンズのお二人と後藤ひろひとさんには、「こんなに面白い表現や、素敵な台詞があるのかぁ!」と特に衝撃を受けました。
相方を見つけて、ラーメンズ のコピーコントもやってました。
専門学校の授業で、初めて殺陣に触れる機会を得ました。
自分は同期の中で、秀でる要素があるとすれば運動神経かな?と思いましたので、殺陣に興味を持ち始めました。

 

—–専門学校卒業後に、どんな理由でJAE養成部を目指したのですか?

白崎:俳優としての自分の将来像を考えた時に、主軸は演技に置きつつも、さらに俳優としての個性を際立たせる要素として、殺陣を上手くこなせるようになろうと考えました。
その結果、卒業後の進路を考える上で、JAEを目指そうと思いました。

 

—–養成部での生活はいかがでしたか?

 

白崎:養成部のオーディションで初めて岩本コーチにお会いした際に、見た目がものすごい迫力で恐れをなして、「あぁ、俺やっていけないかも・・。」とビビりました。(笑)
今思い出しても衝撃でしたね。
養成所での授業が始まってからは、「絶対に全部のメニューをやり遂げてやる!」という気合で臨みました。
マット運動の初日、壁倒立2分、ブリッジ30秒×3セットをいきなり命じられて、倒立2分がこんなに苦しいものなのかと痛感したのを、今でも鮮明に覚えています。
スタントは、全く知らない世界でした。最初は、怖かったです。
「安全に高い所から落ちる技術の習得+コーチの迫力」がめちゃくちゃ凄くて、怖かったですね。
命にかかわる授業なので、コーチの指導もより厳しいものでした。
授業を通して殺陣の技術、アクションの技術を得られたこと。
人生でかつてない過酷な時間を過ごせたこと。
これらが、今でも貴重な財産になりました。

 

—–養成部を卒業されて、デビューしてからはどんなお仕事を経験されてきましたか?

 

白崎:僕がデビューした頃は、2.5次元という言葉もなければ、大規模な舞台ばかりで、舞台出演のチャンスがなかなか少ない時代でした。
初仕事は、TVの特撮番組系に補助や戦闘員役で出演する事から、僕の役者人生はスタートしました。
特撮の現場では、カメラワークであったり、プロの方々の演技が見られるので、そこから何かを吸収しようとして必死だったのを覚えています。

1年目に、歌舞伎座で諸鍛冶さんがアクションディレクターを担当してた舞台に出演しまして、その後の「Endless SHOCK」 (主演:堂本光一)にアンサンブルで出演させていただく機会につながりました。
ここで初めて、同じ舞台に2カ月間出演し続けるという経験をして、演技のクオリティーを保ち続ける事の大切さを学びました。
当時、「どの瞬間を切り取っても、チケット代以上の価値があるように取り組まなければならない。」と、諸鍛冶さんから言われた事が、今でも大事にしている言葉です。

 

—–ミュージカル「忍たま乱太郎」第11弾~忍たま 恐怖のきもだめし~にご出演されていますが、演技に取り組む意気込みなど教えていただけますか?

白崎:シリーズ第11弾も続く作品に「ドクタケ忍者隊 伍」役として今回初参加させていただきます。
シリーズとして続いている作品に、新たに参加させていただくという不安はあります。
継続して観ているお客様の期待を裏切りたくないという気持ちと、新ドクタケ隊の一員として認めてもらえるか?という不安です。
ですがそれ以上に、「やるぞ!俺がドクタケ伍やぞ!」という意気込みでテンション上がっています!
皆様、第11弾で大暴れするドクタケ忍者隊に・・・、いえ、ドクタケ伍の大活躍にご期待下さい!(笑)

 

—–これからの抱負を教えて下さい。

 

白崎:将来は、演技をじっくり魅せる路線と、激しいアクションと演技を織り交ぜて魅せる路線と、両刀を使い分けて活躍できるような役者を目指しています!
皆様の温かいご声援、何卒よろしくお願いします!


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