50期メンバー 小泉丞です!


【プロフィール】
名前 小泉丞(こいずみじょう)
所属 アクション部(東京)
所属期数 50期
誕生日 7月21日
出身地 長野県
趣味・特技 剣道、アクロバット、映画鑑賞


【主な出演作】
2020~2021年:EX 『魔進戦隊キラメイジャー』アクションクルー
2019~2020年:EX 『仮面ライダーゼロワン』アクションクルー


【インタビュー内容】
—–小泉さんの子供時代について、どんなお子さんだったのか教えてください。

 

小泉:保育園、幼稚園時代は、どちらかと言えば外で遊ぶことが多かったです。
小学校時代は、休み時間になると校庭でサッカーをしたり、体育館でバスケやったり、兄弟で近くの山に探検に行って木登りして遊んでいました。
小学1年生の時に剣道クラブに入りました。
中学生でも剣道部に入って、僕が1年生の時には兄が中3でしたので、兄弟で剣道をやっていました。
上級生が引退してからは、僕が剣道部の部長になって、地区大会では個人、団体戦でも優勝の常連校になっていました。

高校でも、剣道部に入部しました。
中学の時に比べると練習も厳しくなり、部のルールで坊主にしなければならなくて・・・。
友達と僕は、先生から「GW明けに坊主にしてこい!」と言われ、はじめて頭を丸坊主にしました。
すると翌日から同級生に笑われ、頭を触られる日々が続いて、慣れるまで辛かったですね。(笑)
さらに大会前は、髪の毛を3mmに刈らなければいけないルールもありましたし。
高校でも、上級生が引退した後は、部長になりました。団体戦では、大将を務めました。
部長になってからは、ストイックすぎるというか、真面目になりすぎて、同じ剣道部の仲間からちょっと距離を置かれてしまいう事がありました。厳しくする時と、和気あいあい楽しくする時など、もう少しメリハリを付ければよかったと、反省しました。
剣道部では、先生との「かかり稽古」というものがありまして、これがすごく辛かったのを覚えています。
ひたすら先生から竹刀で打ち込まれ、そして倒れては打ち込まれを繰り返し、これがだいたい10分ほど続きます。
今思い起こすと、あの経験があったから、僕は精神的にも肉体的にも強くなれたと思います。

 

—–将来、アクション俳優を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

 

小泉:小さい頃から体を動かすのが好きで、勉強があまり得意ではなかったので、将来は体を動かす仕事に就きたいと考えていました。
学生の時に、マーベルコミックの映画「ウルヴァリン: SAMURAI」(2013年公開)を観た時に、矢志田信玄役の真田広之さんと主人公のウルヴァリンとの殺陣がすごくカッコ良くて魅了されました。
僕は長らく剣道もやっていたので、自分の特技を生かせると思い、アクション俳優を目指そうと決心しました。
アクション俳優を目指すにはどうしたら良いか?知識が無くて分からなかったので、はじめは専門学校を調べていました。
するとしばらくして親から、「本気でアクション俳優を目指すなら、養成所を持っている会社が良いのでは。」と、アドバイスがあったので、JAE養成部のオーディションに申し込みました。
受験を決めてからは、「体の柔軟性を高めて、バク転も出来るようになっていた方がいいかも?」と自分で勝手に思い込んで、練習していました。結局、その時はバク転が出来るようにならなかったですけど。(笑)

 

—–養成部時代を振り返ってみて、印象に残っている事とか、これから養成部を目指そうとしている人に、なにかアドバイスいただけますか?

小泉: 親からのアドバイスで、「ダンス、芝居も出来るようにならないとプロで通用しない。」と言われていたので、全力で取り組みました。まだまだ不十分ですから、ダンスと演技力は、これからも引き続き磨いていきます。
時代殺陣の稽古は、特に気合入れて頑張りました。僕は剣道経験者ですし、先輩の卒後公演を見た時に、「自分の卒業公演の時代殺陣では、絶対に自分が主役をやる!」と心に決めていましたので。
先輩方とおこなった木刀の素振りでも、内心「絶対に負けないぞ!」と思いながら、一振り一振り気合を入れていました。
自分の卒業公演の配役が発表される日、時代殺陣講師の辻本先生から、「時代殺陣の主役は小泉」と言われた瞬間は、内心、すごく嬉しかったです!
「時代殺陣の主役は、絶対に自分がやる!」と決めてから1年後、実現できてよかったです。決心した当時の自分に、「目標達成できたよ!」って、言ってあげたいですね。(笑)
1年前の僕のように、これから養成部を目指している人へのアドバイスは、「授業を頑張るのは当たり前!プロを目指すなら、自主演習でも気を抜かず徹底的にやってください!」という事です。

 

—–現在は、どんなお仕事をされていますか?

 

小泉:初めてお仕事させていただいたのは、「仮面ライダーゼロワン」の撮影現場でした。早朝5時に撮影所前に集合のところ、3時45分くらいに家を出て、撮影所前には4時半くらいに到着して先輩方を待っていました。
僕が到着した時は、まだだれも居なくて、初めての現場でしたし、「本当にこの場所で合っているよな?」とか、いろいろ考えて不安な思いをした事を覚えています。
撮影現場では、出演者の皆さんの面付の補助や衣装の準備をしています。
今はまだ、自分がどのように動けば良いのか分からない事が多いので、周りの皆さんの様子を伺いながら、邪魔にならないよう恐る恐る声をかけさせていただき、用を言い付けられたら作業するような感じです。

 

—–今後の抱負を聞かせてください。

将来は、真田広之さん、岡田准一さんのようなアクション俳優になりたいです。
アクションシーンが多い、「HiGH&LOW」シリーズも大好きで、先輩メンバーの石井靖見さん(35期/アクション部所属)と藤井祐伍さん(36期/アクション部所属)がご出演されていたので憧れています!
1日も早く、先輩方のように活躍できるアクション俳優になれるよう、頑張ります!
皆様、応援よろしくお願いします!