51期メンバー 川合立統


【プロフィール】
名前:川合立統(かわいりゅうと)
所属:アクション部(東京)
所属期数:51期
誕生日:12月30日
出身地:埼玉県
趣味・特技:体操/アクロバット/映画鑑賞/ギネス記録 世界最多同時人数バク転


【主な出演作】
◆TV◆
2021年:『仮面ライダーセイバー』アクションクルー
2021年:『機界戦隊ゼンカイジャー』アクションクルー

◆舞台◆
2021年:板橋文化会館『JAE養成部第51期研修生 卒業公演』出演


【インタビュー】

 

—–今年、51期としてデビューした川合立統さんのインタビューです。
川合さんはJAEのメンバーになる前から、「海外で活躍できるアクションスター」を目標にかかげて独自に活動し、今まさに目標達成のための第一歩をJAEメンバーとして踏み出しました。
そもそもなぜ、「海外で活躍できるアクションスター」という目標を持つようになったのでしょうか?

 

川合:僕は小さい時から体を動かすのが好きで、幼稚園では「猿」と呼ばれるぐらいずっと動いてました。(笑)
幼稚園~小学二年生くらいまでは仮面ライダーやスーパー戦隊シリーズが大好きで、それこそ一日中変身ベルトやフィギュアで遊んでいました。
小学二年生のある時、たまたま自宅のポストに入っていた「バク転教室」の勧誘チラシを見て、反射的に「バク転がやりたい!」と思い、バク転教室に通い始めました。
その教室に通いながら、今度は「もっと本格的に体操がやりたい!」って気持ちになり、体操教室に通いました。
もしもあの時、バク転教室のチラシに気づいていなかったら?バク転教室に通ってなかったら?
多分、体操に興味を持つ事も無かったですし、アクションスターになる夢も持たなかったと思います。
「僕は今頃、何してたんだろうなぁ〜?」って思いますね。(笑)

 

—–小学校時代のバク転教室と体操の経験が、アクションスターへの夢を抱いたルーツなんですね。
その後は、どのように夢をはぐくまれたのですか?

 

 

川合:中学校に入ってからは、アクションの道へ進みました。
体操で培ったアクロバット技術を何かに使えないか?と考えて、「アクションをやってみよう!」と思ったのを、今でも覚えてます。
そして、アクションスクールに通い始めてから、「海外で活躍できるアクションスター」の夢を抱き始めました。
ただ当時の僕は、「アクション=素手アクション」くらいの感覚しかなくて、「アクションはパンチとキックだけのもの」という認識しかありませんでした。
時代殺陣はやっていませんでしたし、当時のアクションの先生から「武器を使ってアクションしろ!」と言われても、ただ棒を振り回してそれっぽく動いていただけだったと思います。
その頃はなにも考えず、ただ戦いたかったのだと思います。(笑)

 

—–ご両親に初めて「アクションスターになる夢」を打ち明けた時は、どんな反応をされていましたか?

 

川合:家族は一切、反対しませんでした。
打ち明けてから今でも、家族は僕の夢を全力で応援してくれているので、ものすごく感謝しています!
アクション俳優になる夢が叶ったら、必ず親孝行してあげたいです。

 

—–最近はアクション俳優を目指している方の中でも、特にスーツアクターという職種を希望する方が多いですが、川合さんはいかがですか?

 

川合:同期の中でもスーツアクターとして活躍したいという希望を持つ方が多いのですが、今の僕はどちらかと言えば、「自ら顔を出してアクションを披露できる作品で活躍したい。」という志向が強いですね。
メンバーになってまだ日は浅いのですが、人生で初めて特撮ヒーロー作品の撮影現場に仕事で通うようになり、JAEの先輩方がスーツアクターとして演技している姿を拝見し、毎回「カッコいいなー!」と憧れています。
顔を出して演技するのも、面やスーツを装着して演技するのも、どちらも演じるという意味ではアクション俳優のお仕事に変わりはないと思いますので、これから経験と実績を積み上げていきながら、自分の目指したい方向を決めていければと考えています。

 

—–養成部のオーディション受験の時の思い出など、お聞かせください。

 

川合:オーディションでは緊張感はありましたが、バリバリに緊張しすぎるという事はなかったです。
その理由は、今のJAE同期でもある尾野透雅(おのゆきまさ)の存在ですね。
彼とは、JAE養成部に入所する前に通っていたアクションスクールでも仲間で、同じ目標に向けて切磋琢磨をしていた間がらでした。
なので、彼と一緒にオーディションを受けられるというのは、とても心強かったですね。
受験当時の僕ら2人の気持ちとしては、オーディションの合否の心配よりも、お互いに「負けないぞ!」というライバル意識が勝っていたと思います。

 

—–養成部時代のエピソードを聞かせてください。得意なカリキュラムや不得意なものなど。

 

 

川合:得意だったカリキュラムは、やはり体操をやっていたのでマット運動が得意でしたが、実はスタントも好きでした。
コーチや先輩から見れば、僕の得意レベルなんてまだまだだとは思いますが、体操経験は役だったと思います。
スタントは、養成所での練習で3メーター位の高さから飛んだ経験しかありませんが、これからの仕事でもっと高所から飛ぶ機会があれば是非チャレンジさせてもらいたいです!(笑)
逆に不得意だったカリキュラムはダンスです。
ダンスは、自分の19年間の人生の中で、1度も触れてこなかった事だったので、めちゃくちゃ苦戦しました。
ところが、卒業公演のダンスパートではセンターをやる事になり、「なんで自分が?」とはその時思いましたが(笑)、とても良い経験をさせていただけたと感謝しています。

 

—–今後の抱負をお聞かせください。

 

川合:誰にも負けないキレのあるアクションを、世界の人々に魅せれるように頑張ります!


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