51期メンバー 大夢


【プロフィール】
名前:大夢(ひろむ)
所属:アクション部(東京)
所属期数:51期
誕生日:3月15日
出身地:神奈川県
趣味・特技:大道芸(ディアボロ、バルーンアート)/パルクール/麻雀


【主な出演作】
◆舞台◆
2021年:板橋文化会館『JAE養成部第51期研修生 卒業公演』出演


【インタビュー】

—–大夢さんの、幼少期についてお聞きします。
まずは幼稚園、小学生の頃はどんなお子さんでしたか?

 

大夢:とても活発で、目立つ事が好きな子供でした。
幼稚園の頃に「ウルトラマンvs仮面ライダー(1993年発売)」を見て、自分もヒーローになりきって二段ベットの上から飛び蹴りをして着地に失敗し、上半身から落ちてしまい腕の骨を折ったり、園庭の遊具から飛び降りて骨折こそしなかったものの、すり傷や打撲をよくしていました。(笑)

小学生の頃は、学校行事に積極的に取り組んでいました。
運動会では応援団長を務めたり、国語の授業で「ごんぎつね」の劇をやろうとなった時に、兵十を演じたりと率先して目立とうとしていました。

習い事もしていまして、週1回の体操教室に幼稚園のころから小学校を卒業するまで通っていました。
マット、とび箱、鉄棒と学んでいたんですが、特に鉄棒の時間が好きで空中逆上がりをマスターした時には、それからずーっとグルングルン回っていたのを覚えています。

小学校4〜6年生の時に週一回の学校でのクラブ活動があり、4年生は体育クラブだったんですが、5年生になった時に大道芸クラブに入りました。
バルーンアートや、ディアボロ(中国ゴマ)等のパフォーマンスを学び、今でも暇があれば練習しています。

—–中学生~高校時代は、いかがでしたか?

 

大夢:中学生になると、バドミントン部に入部しました。
あまり強くはなりませんでしたが、先輩後輩関係なく仲の良い部活で、僕の中の青春といえば中学時代の部活です。

高校時代は、漫画や小説、アニメにハマりました。
バイトも始めたので自分のお金ができ、グッズ等を買い集めていました。
ファッションにも興味を持ちはじめた時期で、古着屋で大量に買い部屋に服が溢れかえっていました。

 

—–将来、俳優を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

 

大夢:高校生の時に舞台「シュタインズ・ゲート」を観て、クオリティーがとても高く迫力もあり圧倒されました。
中でも阿万音鈴羽(あまねすずは)役の佃井皆美さんのアクションや、お芝居がとても印象に残り、憧れてアクション俳優を目指しました。
そして20歳の時にとある殺陣師の方に出会い、教えて頂くうちに殺陣師にも憧れ、役者兼殺陣師を目指せるJAEの養成部オーディションに応募しました。

 

—–養成部のオーディションに向けて、準備した事、心掛けた事はありますか?

 

大夢:準備したことは、体力作りや筋トレをし、公園等でアクロバットの勉強をしました。
自己PRで披露する予定の、ディアボロの技構成を考えながら練習しました。

オーディション直前は質疑応答で失敗しないよう、頭の中でイメージトレーニングもしました。
オーディション当日は緊張しすぎて、頭の中が真っ白になってしまったのをよく覚えています。
手が震えてしまい、練習してきたものをうまく披露できず悔しかったです。

披露しようと思っていた事が出来ず失敗。
僕の気持ちとしては、オーディションに合格できると思えませんでした。
そこで気持ちを切り替えて、これからどうしようか?と悩んでいたタイミングで合格通知が届き、嬉しさ半分、驚き半分といった感じでした。
ただ合格直後のタイミングでコロナ禍で緊急事態宣言が発令されてしまい、その影響で授業開始が1ヶ月ほど遅くなり、授業開始までの1ヶ月の間は自主練に励みました。

 

—–養成部で授業を受けた感想を教えてください。思い出に残るエピソード、教訓などあれば、お聞かせください。

 

大夢:「簡単にはいかない!厳しい世界だ!」と覚悟して臨みましたが、自分の想像を超えていました。
僕にとっては全ての授業が苦手だったのですが、特に現代殺陣の時間が1番苦手でした。
自分が思っている動きと実際の動きが違っていたり、立ち回りの際にはうまくタイミングが合わず、同期の皆んなには迷惑をかけたと思います。
自主練の時に、基本的な殴り方や蹴り方、そして立ち回り方など同期や先輩に教えて頂きとても感謝しております。

授業が後期に入り中国武術の指導を受け、講師の喜多川さんにはとても良くして頂きました。
最後の授業が終わった時に改めてお礼を言いに行くと、「もう会えない訳じゃないんだから大丈夫。頑張れよ」と言って下さり、すごく心に染みました。

印象に残った言葉がもう1つありまして・・・。
時代殺陣の時間も苦手だったのですが、養成部卒業後に時代殺陣講師の辻本さんに「本当に上手くなったな」と言って頂き、とても嬉しかったです。

養成部1年間を通しての教訓は、とにかくやり続ければなんとかなると言うことです。
全ての授業が苦手で下手でも、たった1年間ではありますが努力し続けていけば実になる。
小さな一歩を大きな一歩にするため、これからも精進して参りたいと思います。

 

—–今後の抱負を思いっきり語ってください。

 

大夢:今後は、アクロバットや刀を組み合わせてのパフォーマンスをしてみたり、役者として色々な作品に出演し、尊敬する諸先輩方から沢山の技術を吸収して、皆様の印象に残るような役者になりたいと思っております。
ご指導ご鞭撻、そして応援の程よろしくお願い致します。
ありがとうございました!


 

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