51期メンバー 小澤日向


【プロフィール】
名前:小澤日向(おざわひゅうが)
所属:アクション部(東京)
所属期数:51期
誕生日:11月2日
出身地:長野県
趣味・特技:サッカー/ウエイトリフティング/映画鑑賞


【主な出演作】

◆TV◆
2021年:『機界戦隊ゼンカイジャー』アクションクルー

◆舞台◆
2021年:板橋文化会館『JAE養成部第51期研修生 卒業公演』出演


【インタビュー】

—–早速ですが、小澤さんはスーツアクターで活躍する事を目指しているそうですが、やはり幼少期の頃から特撮ヒーロー作品などは好きだったのですか?

 

小澤:父親も特撮作品が好きで、その影響で自分も小さい頃からヒーローが好きでしたね!
寝る前には必ず、「1話分何かを見てから寝る!」というのが習慣で、父親の知り合いからDVDを借りて、「超電子バイオマン」、「光戦隊マスクマン」、「超獣戦隊ライブマン」、「世界忍者戦ジライヤ」を見ていました。
またレンタルショップで、昭和の仮面ライダーシリーズを借りて見てました。
その影響で、当時放映していた仮面ライダーやスーパー戦隊より、過去作の方が覚えていたり印象に残っています!
一度だけ特撮作品を観なくなった時期があったのですが、父親から「今度の仮面ライダーは、過去の仮面ライダーも出てくるらしいよ。」と聞かされ気になってしまい、仮面ライダーディケイドを観たら、「あれ?特撮ってこんなに面白いんだ!」となり、そこからまた見るようになりました。(笑)

 

—–特撮以外の、普段の小澤少年はどんなお子さんでしたか?

 

小澤:幼稚園から小学性までは、週4〜5日のペースでクラブチームでサッカーを習っていました。
学校などで友達がテレビ番組の話をするんですけど、僕はサッカーの練習と被ってたりして観ていないので、話題についていけなかったのが悲しかったですね。
ポジションはキーパーをやっていて、練習試合とかで凡ミスとか多いんですけど、大事な試合の時はちゃんとセーブしたりすることはできていました。

 

小学5年生の時には、クラスのみんなから児童会長候補に推薦され、選挙の結果6年生の1年間は副児童会長として活動していました。
クリスマスのイベントの時にサンタの衣装を着て、全校の前に立ったときは少し恥ずかしかったです(笑)

 

—–中学生活はいかがでしたか?

 

小澤:中学生になると、部活動としてサッカーをやるようになりました。
ポジションは、キーパーからセンターバックに変わったりと、色々変わって慣れるまでが一番大変な時期でした。
小学生の時は練習することが嫌いで、あまり自主練をしていませんでしたが、中学生になってからは先輩と一緒に毎朝一緒に練習したり、スタミナをつけるために走り込みをするようになったりと、自主的に努力するようになりました。
サッカー部の部長を決める時も、自分から「部長になりたい!」と先生に直談判に行って、部長をやらせてもらえる事になりました。
自ら申し出た部長でしたが、チームをまとめるのは本当に難しかったですね!(笑)
練習を休んだり、練習に来てもふざけたりするメンバーがいて、このままじゃ大会もすぐ負けると思い説得したこともありました。
部長として、メンバー一人一人に「練習を真剣にやってほしい。」と話をして、なんとかチーム一丸となり目標の結果は残すことができました!

 

—–高校生活はいかがでしたか?

 

小澤:担任の先生から誘われて、ウェイトリフティング部に入部しました。
今まで自分が経験してきたサッカーはチームプレイ競技でしたが、ウェイトリフティングは完全な個人競技です。
チームプレイとは異なることが多々ありましたし、記録が数字として現れるので、毎日が自分との戦いでした。
毎日頑張った成果もあり、2年連続インターハイに出場し3年生の時は国体の代表選手として出場しました。
国体ではあと数キロで入賞できる記録に届かず、めちゃくちゃ悔しかった思い出があります。(笑)

 

 

—–サッカーで持久力とスピードを鍛え、ウエイトリフティングでパワーを会得した小澤さんが、「スーツアクター」を目指そうと思ったきっかけは何だったのですか?

 

 

小澤:中学1年生の時に、小さい頃から聞いていたラジカセをたまたま聴いた時に、「この曲の作品ってなんだろう?」と思い調べたところ、「特警ウインスペクター」のOPとED曲だと知りました。
試しに1話だけ見たところ、めちゃくちゃリアルでインパクトが凄くて・・・。
特にファイヤーがトラックに引きずられながらも、人質だった赤ちゃんを炎の中から救い出して歩いてくるシーンを見て、スーツアクターを目指したいと思うようになりました!
そこからJAEの存在を知り、ネットを使って毎日どうやったら入れるのか調べてました。

中学を卒業したらJAEの養成部に入りたいと思ってたのですが、親に猛反対されました。(笑)
やむをえず高校に行き、アクション俳優になるための体作りをするという目的と、担任からの誘いが重なったのでウェイトリフティング部に所属しました。
高校卒業後の進路を決めるタイミングで、アクション俳優やスタントマンを目指すための専門学校があることを知りました。
JAEの養成部に入る前にそこで基礎を勉強したいと思い、親と一緒にオープンキャンパスに行き、親に自分の気持ちを必死に伝えて専門学校に通うことになりました。
そこは3年生の学校で、アクションの他に歌やダンスも必須科目に入っていて、苦手ながらも一生懸命頑張りました。

 

—–JAEの養成部に入られた経緯について教えてください。

 

小澤:通常は、毎年行われているJAE養成部のオーディションに応募して合格したら入所となりますが、自分の場合は異なります。
高校卒業後に通っていた専門学校で公開オーディションのような時間があり、色々な企業の方がいる前で自身のパーフォーマンスを披露して、企業の方々の目に留まったら後日面接をして、進路を決めていくようなシステムになっていました。
その公開オーディションの終了後にJAEからのアプローチをいただきまして、事務所で西本副社長様と面接をしました。
その後、専門学校経由で「JAE養成部のオーディションに合格」との知らせをいただき、※サテライトとしてJAE養成部に入所することになりました。
※サテライト:一般に告知された養成部オーディションの試験を経て入所する方法に対して、JAEが協力関係にある専門学校やアクションチームなどから個別の試験を経て養成部に入所する人材の意味。

JAE養成部への合格を聞いてからは、急いで母親にLINEを送ったことを昨日のように覚えてます!(笑)

 

—–中学時代に思い描いた夢の実現の為、いよいよJAEの養成部でその第一歩を踏み出す事になりました。
実際に養成部で授業を受けてみて、いかがでしたか?アクション俳優(スーツアクター)を目指す上での、得られた教訓や心掛けなどありましたか?

 

小澤:養成部に入った時に一番最初に思ったのが、「これこそ、今まで自分が求めていた練習だ!」でした。
練習はめちゃくちゃ疲れましたけど、とても充実してました。
また、稽古の最中に辻本さん(辻本一樹/16期・俳優/養成部・時代殺陣講師)から「俺は言うことしかできん。やるのはお前らだからな。」というお言葉を頂いたのですが、そこから稽古や自主練に対しての意識が変わりました。
自分が、「この稽古を通して将来どうなりたいのか?」というイメージがはっきり浮かぶようになりました。
本当に養成部での1年間は、色々なことを学ぶことができました。

 

—–これからの抱負や、ファンの皆様にお伝えしたい事がありましたらお聞かせください。

 

小澤:たくさんの人たちに、元気を与えることができるスーツアクターになること!
僕が挫折しそうな時、いつも元気をもらっていたのはヒーローでした。
今度は、自分が元気を与えられるようになりたいと思ってます。
そのためにも一生懸命頑張っていきたいと思いますので、ご声援よろしくお願いします!


小澤日向の詳しいプロフィールはこちら