杉森菜摘 ただいま発展途上の女優です!

【プロフィール】
名前 杉森菜摘(すぎもりなつみ)
所属 JAEプロモーション
所属期数 48期
誕生日 7月25日
出身地 大阪府
趣味・特技 ダンス、スキューバーダイビング


【最近の主な出演作品】
◆TV◆
2020年:MBS・TBS系『映像研には手を出すな!』2話生徒役
2019~2020年:EX『騎士竜戦隊 リュウソウジャー』アクションクルー
2018~2019年:EX『仮面ライダー ジオウ』アクションクルー
2018~2019年:EX『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』アクションクルー
2017~2018年:EX『仮面ライダー ビルド』アクションクルー

◆舞台◆
2019年:シアターGロッソ『快盗戦隊 ルパンレンジャー VS 警察戦隊 パトレンジャー』
2019年:サンシャイン劇場 演劇女子部『遙かなる時空の中で6 外伝 〜黄昏ノ仮面〜』
2018年:板橋文化会館『JAE48期 卒業公演』メインの一人


【インタビュー】
—–ファンの人たち、業界関係者の方々にとっても、女性でJAEメンバーになる方がどんな子供時代を過ごされてきたのか?非常に興味のある部分だと思います。杉森さんは、どんなお子さんだったのですか?

杉森:小さいころから、母親の影響で宝塚の舞台を観る機会が多くて、幼心に「私は舞台をやる!」と心に決めていました。宝塚は私にとって、将来にとても大きく影響したと思います。
一方で私は、物心ついたときからTVでスーパー戦隊シリーズを欠かさず見ていました。小学校の水泳でクリアできない課題があったのですが、当時『百獣戦隊ガオレンジャー』をTVで見ていて、「私、こんな課題が出来ないようだとガオホワイトになれないー!」と思いながら、がんばっていた事を今でも覚えていますね!(笑)

小学生からクラッシックバレエを始め、高校二年生まで続けていました。
同時期に始めたバレエスクールのメンバーの中では、早めにトゥシューズを履かせてもらえた方だと思います。
トゥシューズを履けるようになるためには、厳しい練習を積んで、それなりのレベルに達したと先生に認めてもらう必要があります。そうしないと、ケガや事故につながってしまいますので。
バレエでは、毎年コンクールに出場できるようになるまで上達しましたね。
高校の部活は、軽音楽部でした。コーラスとキーボード、ボーカルを担当していましたが、全国大会で5位になった事もありました。

—–舞台の素晴らしさを宝塚で知り、ヒーローへの憧れをスーパー戦隊で抱いた子供時代だったのですね。女優さんが、オフをどんな風に過ごされているのか?ファンの人も知りたいところだと思いますが、杉森さんはいかがですか?

 

杉森:実家では、愛犬と過ごす時間が多かったですね。毎日、愛犬のクッキーに癒されていました!本当に暴れん坊でした。
趣味は、舞台観劇と神社仏閣巡りですね!
私は大阪出身で近所に小劇場が多くあったものですから、地元で大衆演劇を見始めてハマりました。お気に入りの演出家の方のお芝居を、大阪時代は良く見ていました。面白可笑しい娯楽作品よりも、帰宅しながら、いろいろと考えさせられるような作品が好きでした。
神社仏閣巡りについては、実はお母さんが仏像大好きで、小さいころから一緒に京都に出かけて有名な仏像を見に行っていましたので、私も影響を受けました。
特に、京都の養源院(ようげんいん)というお寺がすごく好きです。このお寺は、「血天井」で有名なお寺です。伏見城落城の際、自刃した武将たちの血のりのしみた板を、お寺の廊下の天井板として使用しています。確かに生きていた、存在していたという、当時の人々の生きざまや息遣いが、生々しく感じられるところが好きです。
JAEメンバーとして東京住まいになってからは、主に浅草界隈に遊びに行くことが多いですねー。
浅草は、大衆演劇もあるし、神社もあるし、私にとっては最高の街です!(笑)

—–宝塚とスーパー戦隊に影響を受けたのが俳優を目指したきっかけだと思いますが、もう少し詳しく教えていただけますか?

 

杉森:子供の頃からスーパー戦隊は観続けていましたが、改めて高校生の時に友達から大人目線での『獣電戦隊キョウリュウジャー』の魅力をアピールされて観てみたら・・・。
子供の頃には無邪気に観ていたヒーロー番組の中で、アクション俳優やスーツアクターが活躍している事を知って、「私も大阪でキョウリュウジャーになりたい!」と思い、すぐにヒーローショーのバイトを探して、3年ほど大阪でヒーローを演じていました。その時にたまたま、JAEのメンバーも同じショーに出演されていて、いろいろ会話しているうちに、「私、バイトじゃなくて、お仕事としてヒーローやりたい!」と気持ちが変わりました。
自分の進路について、真っ先にお母さんに相談しました。
お母さんも私が将来、演劇系、芸能系に進むだろうとは想像していた様子でしたけど、「アクションやりたい!」と相談した時は驚いていましたね。でも、「やってみたいなら、いいじゃないの。」と。
お父さんも、「いいよ!」って。(笑)
そしてJAE養成所に応募して、メンバーになる事ができました!

 

—–憧れのスーツアクターを目指す杉森さんにとって、養成所時代はどんな感じでしたか?

杉森: 入所当初は同期が35人いましたけど、合宿後に10数名が辞めていき、卒業時には20名くらいしか残っていなかったと記憶しています。養成所を辞めていった人たちの理由は様々ですが、プロを目指した稽古が厳しいものであるというのはどこの業界でも同じだと思います。私も辛く厳しい経験をしましたけど、くじけそうになった時に救われたのが、養成所講師の方々との出会いでした。
稽古中は厳しく指導して下さるのですが、稽古後は、優しく悩み事などご相談に乗っていただけましたので、辛い稽古にも耐えることができたと思います。
養成部の卒業公演日が近づくにつれて、「私は出来るのか?」と不安な気持ちになる事もありましたが、「不安に打ち勝つためには、自分を信用できる稽古量を以って本番に臨む事しかない!」という事を講師の方々や諸先輩方から教わり、稽古に没頭し卒業公演を乗り越える事ができました。

 

—–デビューから特に印象に残っている現場や、ご経験について教えてください。

杉森: 経験させていただけたお仕事の全てが大切な財産なのですが、その中でも特に2019年6月に公演された私の初舞台作品でもある、『舞台「遙かなる時空の中で6」』が印象に残っています。
それまで、男性が多い中で仕事をしてきましたが、出演者が全員女性の舞台は初めてでした。他の事務所の人との出会いとか、共演者にアイドルの子もいて、JAEの先輩も共演し、地元大阪の公演もありましたので、すべてが初物づくしでめちゃくちゃ楽しかったです!(笑)
加えて舞台の面白さ、ライブでお客様に見てもらえる感動、うれしさを感じました。
舞台の空気感も、その日のお客様によって変わりますし。
最終日など特に、お客様、出演者の方も気持ちが高まっているのが実感できました。
スタッフや出演者だけでなく、お客様も含めて会場全体で舞台を作っているという事を実感できました!

 

—–お仕事を続ける中で、自分なりに得た教訓、印象に残る言葉、先輩からのアドバイス等ありますか?

杉森:2019年、Gロッソの舞台でJAE先輩の浅井宏輔さんとご一緒させていただきました。私はアンサンブルで参加していたのですが、当時は、いろいろと壁に直面し、思い悩むことがたくさんある時期でした。
そんな時、浅井さんから、「遠回りしても、自分の実力で仕事を掴みに行くことに意味があります。あせらず自分らしくがんばって!」とアドバイスをいただきました。
私が高校生だったあの日、スーツアクターという仕事を知った作品、『獣電戦隊キョウリュウジャー』のレギュラーキャラクターとして浅井さんが出演されていて、その浅井さんから直接アドバイスを聞いて気持ちが軽くなり、あの日に俳優人生を再スタートできたと思います!(笑)

 

—–これからの抱負、チャレンジしたい事などありましたらお聞かせください。

 

杉森:デビューして3年目です。アクションも芝居も経験不足、発展途上なので、なんでも勉強のつもりで取り組んでいきます!共演者の方の演技や、仕事への取り組み姿勢を見て、自分にたりない部分も良く分かったので、そのたりない部分をこれから埋めていきたいですね!
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