佐野夏未 泣き虫女の子はイエローに憧れ夢を実現!


【プロフィール】
名前 佐野夏未(さのなつみ)
所属 JAEアクション部(東京)
所属期数 47期
誕生日 2月15日
出身地 静岡県
趣味・特技 バスケットボール


【最近の主な出演作品】
◆TV◆
2018~2019年:EX『仮面ライダージオウ』仮面ライダーツクヨミ
2018~2019年:EX『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』アクションクルー
2018~2019年:EX『仮面ライダージオウ』吹替え
2018年:EX『超人女子』スタントウーマン
2018年:EX『アガサ・クリスティ2夜連続ドラマSP大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~』吹替え
2017~2018年:EX『宇宙戦隊キュウレンジャー』アクションクルー
2017~2018年:EX『仮面ライダービルド』アクションクルー
2017年:NTV『フランケンシュタインの恋 最終話』住民役

◆映画◆
2018年:東映『パンク侍、斬られて候(主演:綾野剛・監督:石井岳龍)』腹ふり衆役/アクションクルー

◆WEB◆
2019年:Netflix『全裸監督』ウェイトレス役
2018年:アサヒ『ディアナチュラ プロテイン』アクションクルー
2017年:リステリン『Perfect Woman?~完璧な人間なんていない~』アクションクルー

◆コンサート◆
2018年:千葉県・袖ケ浦海浜公園『気志團万博2018~房総爆音爆勝宣言~』アクションクルー

◆PV◆
2018年:乃木坂46『心のモノローグ』アクションクルー


【インタビュー】

—–スーツアクターや俳優、アクションクルーと多方面でご活躍中の、佐野夏未さんのインタビューをお届けします。
早速ですが、佐野さんはどんな女の子でしたか?

 

佐野:幼稚園の時は、体が弱くて運動も不得意で、泣き虫でした。
何かあると、
すぐ熱がでて体調崩を崩して毎週のように病院にいっているような子供でした。
幼稚園に行きたくなくて、おうちにいた~い!って、親を困らせるような内気な感じで、人見知りでした。

 


小学生3年生からミニバスケットをはじめて、少しづつですが体を動かすことが好きになって、6年生までやり遂げました。
チームの中では私が一番身長が低くくて、他の選手と接触プレイがあると、大抵私が吹っ飛ばされていました。
でも、何度転んでも大きいケガもなくて・・・。
そんな私の様子を見ていた友達のお母さんから、「将来、スタントマンになれるんじゃない?」と言われて、その時初めてスタントマンという職業があるのを知りました。

中学時代も、バスケットボールを続けました。
そのおかげ?かどうかわかりませんが、中学3年間で身長が20cmも伸びました。

当時、『炎神戦隊ゴーオンジャー』と『仮面ライダーキバ』をやっていて、小さい頃からヒーロー番組は見ていましたが、面白くてハマりましたね!
特にイエローが好きで、「ゴーオンイエローになりたいなー。」と妄想していました。(笑)

 

 

高校生でもバスケットボール部に入部しましたけど、めちゃくちゃ練習きつかったです。休みもないし!
遊ぶのもバスケの仲間、いまでも交流があるのは高校生の仲間。そのメンバーがいたから頑張れたと思います。

卒業が近づき進路を決める事になり、親に「スタントマンになりたい!」と言ったら、冗談だとしか思ってもらえず・・・。
結局、大学進学を決めました。

 

—–現在の趣味や特技、熱中していることなどありましたら教えてください。

 

 

佐野:アニメが好きですね。
特に『うたの☆プリンスさまっ♪』、『弱虫ペダル』、『Free!』が好きで、2次元イケメンが登場するアニメが大好きなんです。

『弱虫ペダル』にはまった時は、私の推しキャラの荒北 靖友(あらきた やすとも)くんと同じイタリアの自転車メーカー、「Bianchi(ビアンキ)」のロードバイクを買っちゃいました!(笑)
音楽原作によるキャラクターラッププロジェクトで、「ヒプノシスマイク」というものがあって、声優さんがラップでバトルするライブが昨年の9月に大阪であって行ってきました。声優さんなので、歌もラップも上手で、キャラクターがかっこいい!(笑)
今年秋には、TVアニメ 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』 Rhyme Animaの放映も予定されているので、すごく楽しみにしています。

季節や地域の、美味しいものを探す旅もすきですね。地方に家族で旅行して、料理と一緒に美味しいお酒をいただいています。
最近はまっているのが、ワインをいただきながらのブルーチーズ。日本酒、焼酎も好きですねー。

 

—–お仕事として俳優を目指そうと思ったきっかけ、JAE養成部を受験しようとしたきっかけを教えてください。

 

 

佐野:子供の頃から、戦隊、ライダー系はずーと見ていて、ツイッターで高岩成二さんを見つけて、スーツアクターというお仕事が現実にあるし、近づこうと思えば近づけると思って、高岩さんのイベントに参加してJAEに入ろうと思いました。
当時、直接、高岩さんに相談しましたところ、「やってみたら!」とアドバイスいただきました。
それから母親に相談した結果・・・、
「本当にやりたいの?どちらかと言えば子供の頃から体も弱い方だし。賛成はしないけど、メンバーになれなかったら保育の道に進みなさい。」という約束で、オーディションを受けました。
オーディションの時、「あ、かわいい子がいる!」と思って私から声をかけて、その日のうちに友達になりました。
それが同期の、宮澤雪さんです!(笑)

 

—–養成部でのご様子は、いかがでしたか?メンバーの皆さん、口をそろえて厳しかったとおっしゃいますけど?

 

 

佐野:私の同期は、確かオーディションに合格して養成部に入れたのは、30人ぐらいだったと記憶しています。
稽古がスタートして、最初の2週間で脱落者がではじめて、夏合宿を経て卒業公演時には、当初の半分くらいに減っていたと思います。
辞めていった人たちの理由はそれぞれ違うと思いますけど、稽古が厳しくて体力的に辛かった事と、俳優を目指したいという気持ちが折れてしまった事は、あったと思います。
私自身もかなり、体力的には辛かったです。
ただ、自分の気持ちの中には、「辞める」という選択肢がそもそも無かったので、乗り越えられたのだと思います。

養成部のメニューの中で、正直なところ得意なものは無かったです。
中でもダンスはめちゃくちゃダメで、体も硬いので、マットのストレッチがすごく辛かったですね。

私は格闘技やスタントの経験も無ければ、体の使い方や動かしかたも全然わからない初心者として入所しました。
でも、私みたいな初心者でも、それらを覚える、教えてもらえるのが養成部での1年間だと思います。

時代殺陣とか初めてやってみて、自分が思っているように動けなくて、講師から教えていただき動けるようになった時の達成感!
養成部では、毎日毎日、自分が出来る事が増えていく、それを実感できたのが良かったです。

自分一人じゃなく、仲間がいるから励まし合って辛い事も乗り越える事が出来ました。その点、学生時代の部活動と似ているかもしれません。
「この世界、他人の芸を見て盗め」と言われますが、それとは真逆で養成部では講師の方々が、文字通り手取り足取り、安全面も十分配慮しながら教えてくだささったので、今の私がいると感謝しています。

 

—–デビューから現在までのお仕事についてお聞かせください。特に印象に残るエピソードなどありましたらお願いします。

 

 

佐野:初仕事はドラマ『フランケンシュタインの恋』(主演:綾野剛)で、養成部を卒業後、専属契約がおわった直後くらいのタイミングでエキストラ的な感じで出演させていただきました。
『超人女子』という番組では、スタントウーマンとして紹介していただき、格闘家、ポールダンサー、陸上選手など他の出場者とともに、腹筋、トランポリン競技に参加しました。
周りの皆さんは凄い迫力のある人達ばかりで、私だけ、すごい場違いな感じがして、めちゃくちゃ怖かった思い出があります。

TVシリーズの『仮面ライダージオウ』や、映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』では、私にとってはじめてのレギュラーキャラクター役になった「仮面ライダーツクヨミ」を演じさせていただきました。同じ役を、1年続けて演じることも初めての経験でした。
ヒロイン・ツクヨミ役の大幡しえりさんと仲良くなり、変身後の動きを本人と何度も話し合いながら作り上げていきました。

今年の4月に上演予定だった『舞台「デュラララ!!」~円首方足の章~』では、セルティ・ストゥルルソン役(池袋に出没する謎の”首なしライダー”、相棒は使い魔のコシュタ・バワー)で出演が決まり、もともと好きなキャラクターでしたので、「絶対にかっこわるくしたくない!」と思いながら稽古をしていましたが、コロナ感染拡大の影響を受けて公演中止になってしまい、本当に残念でした。

 

—–俳優を仕事にする際、どのような経験、準備、気持ちを持つ事が必要でしょうか?

 

 

佐野:まずは、「この仕事をやりたい!」という強い気持ちが必要だと思います。
基礎体力は、あったほうがいいですね。それから、体の柔軟性も必要です。
体操や格闘技の動きとアクションやスタントの動きは、似ているようで異なる部分が多いので、経験者の方ほど違いを修正する事に苦労するかもしれません。
養成部の講師や先輩からも度々、「動きにクセがないほうが、アクションの動きを教えやすい。」と聞きますし。
吹替役なら、元の女優(俳優)さんの動きやしぐさ、ポーズなどを徹底的に知ることが必要です。

スタントやアクションがメインの場合は、健康であることは勿論ですが、病気やケガに注意する事です。

—–今後の抱負、出演予定作品で告知したい事などありましたら教えてください。

 

佐野:いただけるお仕事は、全てがんばります!

 

—–最後に、ファンの皆様に、なにかメッセージ、コメントなどいただけますか。

 

 

佐野:これからも応援よろしくお願いします!
私の近況は、ツイッターでお知らせしていますので、是非ご覧ください!

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